MONOSCOPE
[ すみ肉溶接 計算ツール / FILLET WELD CALCULATOR ]

すみ肉溶接 計算ツール

サイズ S・板厚 t₁/t₂・溶接の長さ ℓ を入れると、理論のど厚、最小サイズ規定の適合判定、 有効溶接長さの目安と規準判定、のど断面積を出す。許容応力 σw を入れた場合は伝達できる 最大荷重 Pmax まで求める。式・規定値はすべて日本溶接協会(JWES)の教材および Q&A に 出典を紐づけ、出典を確認できない慣習値は載せない。

出力項目05
適用範囲等脚・直交
出典確認日2026-08-02
出典JWES 教材

対象は等脚・直交(θ=90°)のすみ肉のみ。非直角の継手は対象外とする。部材の交わる角度 θ が 60°≤θ≤120° の範囲外のときは、応力の伝達を期待してはならない。

[ STEP 01 · CALCULATE ]

計算する

数値を入れると即座に再計算する。許容応力 σw は任意入力で、入れたときだけ Pmax を出す。判定の「要確認」は、教材の但し書きに触れて機械的に断定できない範囲を示す。

入力 / INPUT

入力値はブラウザに保存されない。ページを離れると初期値に戻る。

① 理論のど厚 a出典
4.243mm

a = S/√2 = 6/√2

③ 有効溶接長さの目安 L出典
188mm

L = ℓ − 2S = 200 − 2×6

④ のど断面積 a×L出典
797.62mm²

のど断面 = のど厚 × 有効溶接長さ

⑤ Pmax(σw 入力時のみ)出典
N

Pmax = σw · a · ℓef

② 最小サイズ規定の判定
適合出典

t₁=9mm は 6mm 超のため下限は S≥1.3√t₂ かつ S≥4mm。1.3√12=4.5mm、4mm と比べて大きい方の 4.5mm が下限になる。S=6mm はこれを満たす。

下限 = max(1.3√t₂, 4) = 4.5 mm

③ 有効溶接長さの規準判定(10S 以上かつ 40mm 以上)
適合出典

サイズの10倍=60mm と 40mm のうち大きい方の 60mm が下限になる。有効溶接長さ 188mm はこれを満たす。

[ STEP 02 · FORMULAS & RULES ]

計算に使う式と規定

本ツールが用いる式・規定はこの7件がすべてで、いずれも出典に紐づく。ここに無い係数・ 目安値は計算に使っていない。

[ STEP 03 · WHAT THIS TOOL OMITS ]

掲載しない目安値について

すみ肉溶接の脚長について、Web 上では「推奨脚長=板厚×0.7〜1.0」といった目安が広く 紹介されている。本ツールはこの種の値を計算にも表示にも使わない。規準・教材の本文で 出典を確認できなかったためである。同じ理由で、係数を丸めた簡便式や現場慣習として 語られる数値も載せない。

本ツールが出すのは、出典を確認できた式と規定値だけから導ける結果に限る。最小サイズの 規定についても、どの規準に帰属するかは断定せず、「JWES 溶接管理技術者2級 電子化教材による」として 扱う。設計値として使う前に、適用する規準・示方書の本文を確認すること。

[ STEP 04 · SOURCES & DISCLAIMER ]

出典と免責事項

本ツールが用いる式・規定値は、日本溶接協会(JWES)の溶接管理技術者2級 電子化教材および JWES Q&A の記述に基づく。数値・式はすべて下記の出典に紐づけて表示しており、出典を確認できない 慣習値・目安値は掲載しない。

免責事項 / DISCLAIMER
  • 本ツールは参考計算であり、正式な設計は適用される規準・示方書の本文および有資格者の確認に よること。計算結果をもって設計・施工の妥当性を保証しない。
  • 対象は等脚・直交(θ=90°)のすみ肉に限る。非直角の継手は対象外で、部材の交わる角度 θ が 60°≤θ≤120° の範囲外のときは応力の伝達を期待してはならない。
  • 最小サイズの規定について、どの規準(鋼構造設計規準/道路橋示方書 等)に帰属するかは本 ツールでは断定しない。出典表記は「JWES 溶接管理技術者2級 電子化教材による」とする。適用する規準は設計 条件に応じて各自で確認すること。
  • 有効溶接長さは目安値であり、実際に確保できる長さは開始・終了処理、まわし溶接の有無、 施工条件により変わる。

最終確認日: 2026-08-02